2017年09月17日 (日) | Edit |
hanjiです。

最近プレスされているモノラル再発盤のレコードを聴く際、バリレラで聴くのが我が家では一番いい音なんですが、やはり最近のプレスのレコードだと、ちょっと再生が心配になります。

最近のレコードは、やはりステレオ用のカッティング・マシーンを使ってるよなぁ、と思うと針圧を最低でも6gもかけてしまう横方向しか動かないモノラル針って、現在のレコードにとても負担をかけている気になります。案外、なんともないのかもしれませんが。

そこで近年の、横方向にも縦方向にも対応したモノラル用のカートリッジを何か一つ、と思っていたのですが、まず候補に上がるのがDENONのDL-102かと思います。
2.jpg
実は最初に使ったモノラルカートリッジがDL-102で、そのままではとても聴けたものじゃない、なんとも気の重くなる音でしたので、処分してしまいました。
今だったら何かしらうまく鳴らす方法を思いつくのかもしれませんが。

後はオーディオテクニカのモノラル2種類ですが
at33.jpg
私はこちらのメーカーのカートリッジの音がとても苦手で、唯一AT33PTGを使ってますが、高音のクセのスゴい音に、用途を限られてしまいます。たまに凄い音を出すので手元には置いていますが、基本的に苦手な音です。
2種のモノラル針にしても、そう言った感想をよく見かけるテクニカは、どうしてもパスになります。

GRADOはME+ MONOを所有していますが、どうもロックやジャズには不向きの様で音にハリがない。
me2b.jpg


で、次に白羽の矢が立ったのが最もコスパのいいM44-7のモノラル結線です。
M44-7.jpg
M44-7は、そもそもステレオとモノラル兼用のカートリッジで、そのままでも使えるんでしょうが、モノラルで使用する場合はモノラル結線するとなおの事良いと思います。
そしてモノラル結線して聴いていたんですがイマイチ音が軽くて薄い。やはりステレオ針の細い音。

そのまま、なんとなーくとってたんですが、タイトルのM44G用のモノラル針(JICO製)がディスクユニオンに売っているとの情報が。M44系なので44-7にも流用は問題ナシです。
136874.jpg
オリジナルの針の太さは1milだそうですが、今回は0.7milとの話しも。
どちらかと言うと0.7milの太さの方が近年の再発盤には都合が良いし、金額も3000円でとてもリーズナブル。
ただ、確かM44-7の針も0.7milだったと思いますので、本当に音質の差あるの?と少し懐疑的でもありました。

そして到着。

なんでこんなに変わるの?
と言うぐらい音は激変。モノラル針の音がちゃんと出てます!
あんなに薄い音だったモノラル結線されたM44-7が、低音はゴリッと高音はバリッと、良い感じで荒い音が出てきます。Shureの明るく渋いあの音です。今は茶カモメに装着。

これまた楽しいアイテム手に入れました!
ロックやジャズの再発モノラルはもう、これで決まりです。Shureって万能。凄い!


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2017年09月10日 (日) | Edit |
hanjiです。

Amazonのアウトレットでこちらのレコードが安くであったので買ってみました。


ジャズサンバの名盤との事で、Youtubeで下見してすぐに購入を決めました。

レコードをかけた瞬間、あまりに音が良いので確かめてみると


audio masters from original tapes

とあります。さすがにこれだけの高音質なのは、マスターテープからのレコード化だからなんですね。
もう、音の良さだけでも生々しくて素晴らしいんですが、さすがに名盤との噂通り、内容もすごく良いです。64年の作品。
暑苦しくなく、おしゃれなカフェとかで流れてそう。かと言って演者の腕も達者で、グダグダした感じは全くないです。

10年ほど前に再発され、それさえも入手困難で高値で取引されてたそうですが、それも納得。前回のリプレスの状態は分かりませんが、今回のリプレスの音質だと買って間違いないです。

勘違いで捕まえられて、拷問の末に殺された不遇のピアニスト、Tenorio Jrの唯一のアルバム!って事でミステリアスさが増幅してると思うんですが、ちょっと不思議なのがこのアルバムから殺害されるまで10年以上経ってるんですが、それまでに他のアルバムの録音は無かったんでしょうか?

これだけの腕をもってて、録音残ってないのもなんだか不思議ですねぇ。また素晴らしい音楽との出会いに感謝です。




2017年09月04日 (月) | Edit |
hanjiです。

今年2回目のCharaのライブに行ってきました。

場所はドラムロゴス。
2000年のPhish以来なので17年ぶり。

今回はニューアルバムのツアーって事で、前半はニューアルバムから、後半は昔の曲が中心でした。

3月のライブは1:9ぐらいで女性が圧倒的な印象でしたが、今回は3:7ぐらいかなぁ。そこまで肩身狭くなかったです。

メンバーは前回と全く違って、今回はベテラン中心。不思議と言うか、当たり前なんでしょうがメンバーの年齢が上がれば音も歳をとるっていう(笑)
Charaのサポートに徹してたって感じで、良く言えば安定してましたし、こじんまりとまとまった感じでした。
3月のKan sano、マーテル、クマちゃんはもちろんサポートに徹してるんですが、自身の出したい音が溢れ出てて、まぁそれが、Charaとの独特のグルーヴを渦巻いてたと感じました。

それにしてもCharaってこんなに安定してたんですかね?
今までのライブの印象、ぜんぜん良くなかったんですが、前回といい今回といい、声の伸びはいいし、パワーは最後まで落ちないし見てて若々しい。

Happy Toy聴いてて「あ、これ20年前にここで聴いたわ」って思い出しました。
そう言えば1997年のJunior Sweetツアーもここドラムロゴスだったなぁ、と。
あの時は「この小屋はひどい音響だな」との印象でしたが、あれから20年も経つ今回、音が上から降ってきて低音もゴリゴリで良い音でした。

もう、「安定の」って感じでしょうか。
多分ねぇ、また来たらライブ行っちゃうかもです。


2017年08月30日 (水) | Edit |
hanjiです。

一部のファンの間で悪評高かった2012年リマスターLPの修正版、あるいは別カッティングと期待された今回のデアゴスティーニのレコードのまず、アビーロードが発売されました。


聴いてびっくり!2012バージョンの音と全く違うじゃないですか(笑)。全く違うとは言い過ぎですが、聴けば聴くほど「これって本当にマスター同じなの???」と思えるぐらい音の分離や立体感、指向性が違う様に感じます。
今回のデアゴ盤は音圧を抑え気味にして全体のバランスを整えた素晴らしい音。軽い音なのかな?と一瞬思ってしまいますが、デジタルが元とは思えないとても音離れの良い音でした。
逆に2012年版の特徴もハッキリ見えてきました。とにかく音圧が高い、低音が強い、そして何より団子状に音が迫って来ます。それはちょうど2010年前後に流行った、いろんなアルバムで聴かれるリマスターの音でもあります。
こう聴き比べてみるとやっぱり2012年版ってデジタル臭いんですよね・・・。

2012年版はベースの音がゴリゴリで凄く、迫ってくる勢いが大好きだったんですが、いかんせんプレーヤーやカートリッジを選ぶきらいがありました。
今回のデアゴ版はとにかく音の輪郭が鋭く、どのプレーヤーでも素晴らしい音で鳴ってくれてます。

・・・って事はまた1セット、ビートルズが増えるって事ですね!

ホント、頭の痛い何とも嬉しい結果となりました。



2017年08月12日 (土) | Edit |
hanjiです。

M44Gのカモメを入手してみて、確かに再生産品(現行品)と比べて低音の出力が強く、これは買い換える価値はあると判断。

M44-7のカモメでは?との疑問がわきます。

今までウチでは再生産品のM44-7はほとんど出番がありませんでした。なんと言うか、音が細くてレンジが狭い。
出力は確かに大きいんですが、ネットで見かけるレビューとはちょっと違ってました。それでも手放すには惜しいと思えるキャラクターで、とりあえずと言った感じでモノラル結線して、再発モノラル用にたまに使ってましたが、モノラルでもやっぱり線が細い。

そして今回、こちらの黒カモメを入手。


アイドラードライブのFR-245導入と同時期に入手。FR-245用にテストで使ってみたらドンはまり。
アイドラードライブでは細めの楕円針やMCカートリッジより、出力も高くてドン!と音の出る丸針のM44-7が圧倒的な音場を作ってくれます。
「M44-7ってこんなに凄かったの!?」と新たな発見。と、同時に再生産品のM44-7にどうしてあれだけ惹かれなかったのか不思議でなりません。そこまで音が違うのか?と。

そして調子に乗って茶カモメのM44-7を針無しで入手。


そして茶カモメに”再生産品に付いていたshure純正品の針”を付けて鳴らしてみます。「・・・なんかイマイチ」
音は太い。けれど、黒カモメに比べると明らかにレンジが狭くて息苦しい。
今度は黒カモメに付いていた、おそらく”JICO針”を付けて鳴らしてみます。「おー!ぜんぜん違う。」
音も太いし、レンジも広い!なるほど、今までM44-7に惹かれなかったのはおそらく、メキシコ製の純正針の音が気に入らなかったんだと思います。もしかするとJICO針と思い込んでいるものは、オリジナルの純正針の可能性もありますが、ダンパーの具合からするとJICO針としか思えません。

黒カモメと茶カモメにJICO針を付け替えて聴き比べしてみましたが、おそらく個体差のレベルで音質の違いを感じました。
レンジが広く感じた黒カモメをステレオ用に、音域が狭く低音が強く感じた茶カモメをモノラル結線して、モノラル針を装着し、モノラル専用にする事を決定。

いつでも手に入るし、やや個性の薄くなった再生産品のM44-7は売却する事にしました。

今回はM44シリーズの万能性もさることながら、JICO針の威力を思い知った結果になりました。